ハウス・リースバックBlog

【ハウス・リースバック】住みながらその家を売却できるサービスを紹介するブログです

本を読む

ハウスリースバック事業部名古屋
サポートの近藤と申します。

季節の変わり目皆さまいかがお過ごしでしょうか、
早速ですが本日は私が最近読んだ本を紹介させていただきます。

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左から
●1日10分のごほうび
NHK国際放送(ラジオ)で朗読された著名な作家たちの短編集。各々傑作ですが赤川次郎さんの『代筆』を最後まで読んだ時にハッとするようなトリックがあり面白かったです。
●おめかしの引力 川上未映子
エッセイ集です。川上未映子さんのお洋服へのこだわり、日々の出来事が赤裸々に綴られています。笑えます。
そしてカバーに一目惚れしました。見かけたら是非。
●御身 源氏鶏太
約60年前の小説を再版したもので、メロドラマの様な内容です。原文ままなので当時の言い回しや若者の月給が1万円という表記が新鮮でした。
●完全無罪 大門剛明
少女誘拐事件の被害者が弁護士になりその事件の冤罪再審裁判を担当するという一見重く辛い内容ですが、展開に次ぐ展開にどんどん引き込まれます。読了後すぐに続編を購入しました。
●すみれの花の砂糖漬け 江國香織
詩集。可愛らしく、言葉少なに心の機微が描かれているので読み終わるのが勿体なくなるような本でした。
●本日は、お日柄もよく 原田マハ
好きだった人の結婚式でスピーチを聞いて人生が変わったOLとカリスマスピーチライターのお話。民衆が聴き入る演説にはスピーチライターが居て、印象に残るフレーズは勿論のこと間や振る舞いまで巧妙に織り込まれているそう。最後は泣きました。
●許されようとは思いません 芦沢央
人の陰湿でキリキリするような黒い部分のみを集めた短編集。感動する話を読んだ後はよくこのような毒々しい物を読んで中和します。するとまた違う本が読みたくなります。(この本自体も勿論面白いです)

長くなってしまいましたが、何か気に留まるものがあれば幸いです

まだまだ気軽には出かけられない情勢ですが
母手作りのマスクであたたかさを感じつつ日々を過ごせたらと思っております。

皆さまもどうぞ時にリフレッシュして、ご自愛ください。